今回は愛用のレンズをちょっとだけご紹介
キヤノンEF35-350 f3,5-5,6L USMです
これは今から30年前に発売開始されたレンズです
見た感じは全く古さを肝心させませんね
最新型レンズでは当たり前になってる手ぶれ補正機能はさすがに付いていません
でも一応、超音波モーター駆動だから超静かで速いAFが可能です
ズームも一昔前の直進ズームで今の時代の回転式ズームとはちょっと違って違和感があるかと思います
ですが即座にズームするなら直進が速いです
一昔前のレンズだから近撮能力では今のレンズに劣りますがそれでも最短撮影距離が0,6mだからそこそこの簡易マクロとしては使えます
但し、ズーム全域で0,6mではありません
正直私もズーム全域で最短撮影距離が0,6mだと思って購入しましたが135ミリに合わせた時のみ0,6mみたいです
倍率は0,25倍
でも30年前のレンズにしては0,25倍は頑張ってる方だと思います
他社で同じ年代のレンズなら0,2倍率あるかないかです
直進ズームだからこんな感じに伸びます
伸ばした状態で鏡胴にいろいろ刻印されてます
ズーム焦点距離横には最短撮影距離も表示されてて非常に便利です
なによりこの機能が非常に嬉しい機能です
直進ズームだから下向けたら普通は重さですーっと伸びます
それを防止するための装着です
普通のズームレンズならロック機能がありスイッチを[LOCK]側にすればロックされて伸びなくなります
が、これはロック機能というより直進ズームを軽い力で伸ばせたりちょっとだけ力が必要な重さにしたりはたまた完全ロックしたりと調整できるんです
スムーズ方向やタイト方向とあり回して行くと変化します
すかすかかねっとりか……
完全固定も可能です
私の場合は移動中は完全固定、撮影始めたらねっとりズームにします
すかすか状態は飛行機撮影には便利です
構えた状態でピントリングを指数本で押さえ残りの指でスムーズリングを廻します
最初は練習が必要ですが慣れたら使いやすいです
高倍率ズームレンズの先駆けレンズですがさすがにLレンズ、妥協無しに作ってあります